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米任天堂は11月22日から26日までの5日間で、「過去に最も売れた任天堂製品」だったWiiの販売記録を更新したことと、Switchの週間売上が過去最高に達したことを発表した。

さらに、Adobe Analyticsを通じた情報では、Switchがこの期間中に米国で最も売れたビデオゲーム製品だったという。

米任天堂は、これでSwitchが売上面で2つの記録を達成したと自信満々だ。

SWITCH

ただ、発売から順調にみえる任天堂とswitchだが、今回のセール前から不安視される声がでていた。

任天堂「スイッチ」鈍化 新作ソフト不調で  
https://r.nikkei.com/article/

年末商戦前に輝き失う任天堂スイッチ、新たなゲーマー獲得が鍵
https://www.bloomberg.co.jp/news/

 

しかし、このニュースが公式から発表後、

Nintendo Switch、2019年に販売台数でPS4を上回るとの予測(Strategy Analytics)  
https://jp.techcrunch.com/2018/11/30/8

<東証>任天堂が高い 米年末商戦で「スイッチ」好調  
https://r.nikkei.com/article/DGXLASFL29HN5_Z21C18A1000000?s=1

 

といった、好調のニュースが。

日経にいたっては、前回は鈍化・不調、今回は株高・好調と、正反対の記事を短期間でだしている。

 

今回の件についてエース研究所の安田氏によれば、「マスメディアではSwitchの販売が今後低迷するとの懸念があったが,今のところ,そのような兆候は見られない。ポケットモンスターの発売後再び勢いを増してきたように感じる。」と、Switchの低迷について言明。

その11月16日にアメリカで発売された『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・イーブイ』は、150万本を販売し好調、『スーパー マリオパーティ』はシリーズ史上最速で100万本を達成、これ以上ない好調な滑り出しとなったようだ。

 

低迷と煽られたがふたを開けた結果、米任天堂社内の売上高データによれば、スイッチのハードウェア売上は前年同期の115%増加と2倍以上。

アメリカでの累計販売台数は820万台を超えて、デジタルダウンロードを含むファーストパーティ製(任天堂製)ゲームの売上は5日間で100万本を突破し、前年比で78%増とされている。

そして5日間における任天堂製品の売上合計は2億5000万ドル以上。ニンテンドー3DSやNintendo Entertainment System:NES Classic Editio(ファミコンミニの米国版)などを含めたハードウェアの総売上高は、前年比で45%増加。

 

ゲーム関連は水物とよくいわれるが、それでもゲーム企業を下に見る経済紙には、流れを読むには難しいようだ。

 

参考:https://japanese.engadget.com/2018/11/29/wii-5/