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米政府は4日、韓国大手燃料企業3社が、在韓米軍に納入する燃料の価格で談合した容疑で、総額約2億3600万ドル(約270億円)の罰金と賠償金の支払いを命じた。

米司法省は14日、SKエナジーとGSカルテックス、韓進の3社が、在韓米軍への燃料納入価格で談合した容疑について有罪を認め、計8200万ドルの罰金を納付することに同意したと発表した。

また、刑事上の罰金とは別に、3社が計1億5406万ドルの民事上の損害賠償金を米当局に納付することを了承したと伝えた。

賠償金は、SKエナジーが9,038万ドル、GSカルテックスが5,750万ドル、韓進が618万ドルをそれぞれ負担するという。

民事賠償金は、米国の独占禁止法(反トラスト法)の一つであるクレイトン法に基づくもので、関連法の制定以来で最大額とされる。

司法省は、燃料価格の談合は、韓国に駐留する米陸軍と海軍、海兵隊、空軍に対し2005年3月から16年にかけて行われたと説明している。

以上、聨合ニュース