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12店舗展開の書店(株)天牛堺書店(大阪府堺市南区泉田中17-2、代表:藤吉信彦)は1月28日、大阪地裁堺支部に破産を申請し、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、沢田篤志弁護士(電話06-6348-5566)が選任されている。

負債額は約18億円。

同社は昭和43年7月設立の書店。新書のほか古書販売にも注力し、堺市中心に12店舗展開していた。以前は30億円近い売上高を計上していたが、書籍離れ、ネット・スマホ普及でさらに書籍離れが進み、平成30年5月期には16億円台の売上高まで漸落、本店や店舗展開にかかわる借入金も重たく、経営不振が続き、資金繰りにも窮するようになっていた。