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テスラモーターズ・スペースXなどを展開するイーロン・マスクが支援する人工知能(AI)研究機関の「オープンAI」は、成果が「フェイクニュース」やオンライン上のヘイトスピーチを大量に生み出すために、悪用されかねないとの懸念から、自動文章生成に関する最新の研究成果の一部を公表するのを見送った。

AIシステムが次第に強力になっているなか、今回の判断は研究を自制する珍しい取り組みだ。AI研究の大部分は「デュアルユース」で、民生用・政治用・軍事用など相手を選ばない。
イーロン・マスクは、世界は殺人ロボットを開発すべきではないと発表している。
韓国のKAIST(国立科学技術大学)は、殺人ロボットを軍機関と共に研究していると米科学者団体から非難され、一生懸命それを否定していた。

無人爆撃・攻撃機は米国がイラク・シリア戦線やアフガン戦線に大量導入している。米ネバタ州の空軍基地でシミュレーンゲームのようにロケット弾や爆弾を投下している。
AI攻撃機では、機自らが判断して、ロケット弾を打ち込むことになる。ただ、ハッカーに乗っ取られたら、ホワイトハウスも危ない。
大国では衛星によりAI攻撃機や無人攻撃機を乗っ取る方策も研究対象になっていることだろう。
殺人ロボット軍隊が戦地に派遣される日も近い。