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クルーザー・ヨット等販売の(株)海援隊(福岡県筑紫野市美しが丘北1-4-1、代表:平嶋哲夫)は1月18日、福岡地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、楠木玲弁護士(電話092-736-1531)が選任されている。

同社は平成2年5月設立のクルーザーやヨット、船外機など販売会社。博多駅南に店舗を構え、富裕層や海外客にも販売していた。しかし、リーマン・ショック後、消費者不況が続き、成金は限られ、海で遊ぶ客は激減、販売不振、借入金も重たく行き詰った。

リーマン・ショック前は、サラリーマンでも共同して小型クルーザーを購入し、休みには多くのそうした人たちが海で遊んでいたが、24時間働け政権により、遊びもゆとりもなくなり、企業の利益は空前の利益を上げるも従業員の報酬は増えず、睡眠時間は削られ、労働生産性は落ち、知も沸かず、知的努力なしのアベノミクスの円安と公共投資で潤うだけの単純企業、クルーザーを所有している人でも海に出る人も激減している。