料理レシピ配信サービスのクックパッドの12月決算は下げが止らず、大幅な減収減益となっている。
非正規雇用の大幅増加で専業主婦が少なくなり、共稼ぎ世帯では手間隙かけない簡易料理が主流になっており、難しい局面に立たされている。
今の政権は明治時代がどうじゃらこうじゃら言うが、当時は、女性はほとんど働かず、夫が稼ぎ家庭を支えてきた。政治の貧困から、今では低賃金で家庭のゆとりも糞もなくさせてしまっている。政治がすばらしいことから増加する富裕層にそうしたゆとりが集中凝縮圧縮されている・・・。
ただ、同社サイトのアクセス数はあり、付加価値のつけ方にも問題が生じているのではなかろうか。
同社は12月決算について次のように説明している。
当社グループは「毎日の料理を楽しみにする」というミッションの下、日本のみならず世界中の料理のつくり手を増やすべく、料理に関する様々な課題解決に向けた積極的な投資を行った。
このミッションについて、当社グループの事業活動の目的・存在意義を明確にするため、2018年3月の株主総会において定款変更を決議し、「当会社は、『毎日の料理を楽しみにする』ために存在し、これをミッションとする。」「世界中のすべての家庭において、毎日の料理が楽しみになった時、当会社は解散する。」という記載を追加した。
個人と社会と地球が抱える様々な課題を、料理をとおして見つけ、考え、解決し、これからの時代にふさわしい豊かさを当社グループはつくっていくことを使命と考えている。
<国内>
「クックパッド」の2018年10月~12月の国内平均月間利用者数は5,462万人(ブラウザベースまたは端末ベースにより集計した訪問者の月間平均)となった。
国内の投稿レシピ数は前連結会計年度末と比較して22万品増加し305万品となった。
<海外>
2018年10月~12月の海外平均月間利用者数は、ロシアのレシピサイトが2018年1月よりグローバルプラットフォームに加わったこと等によって堅調に増加し、4,021万人(GoogleAnalyticsにより集計した月間平均)となった。
なお、展開国数は71ヶ国、言語数は26言語で(日本を含む)、海外投稿レシピ数は前連結会計年度末と比較して93万品増加し212万品となった。
当社グループは、テクノロジーを駆使した料理に関する課題解決を推進する上で重要なエンジニア・デザイナー等のサービス開発人材を獲得すると共に、新規事業への積極的な投資
を進めている。
中でも料理動画事業を運営するCookpadTV株式会社は、2018年8月に三菱商事を割当先とする4,000百万円の第三者割当増資を受け入れ、当該資本提携により、国内はもとより海外展開も視野に入れ、料理動画事業の更なる加速を目指す。
今後も当社グループは、長期的な企業価値の向上を目指し、邁進するとしている。
クックパッド
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連結/百万円
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売上高
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営業利益
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←率
|
経常利益
|
当期利益
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15/12期
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14,716
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6,544
|
44.5%
|
6,657
|
4,090
|
16/12期
|
16,845
|
5,012
|
29.8%
|
4,151
|
933
|
17/12期
|
13,408
|
5,391
|
40.2%
|
5,631
|
3,191
|
18/12期
|
11,876
|
1,664
|
14.0%
|
1,449
|
407
|
18/17期比
|
-11.4%
|
-69.1%
|
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-74.3%
|
-87.2%
|
19/12期予
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未発表
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