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米衣料SPA大手のギャップは2月28日、主力ブランド「GAP」について、今後2年間で約230店舗を閉めると発表した。閉鎖する地域の範囲は明らかになっていない。
H&Mなど低価格のファストファッションやアマゾンなどのネット通販に押され苦戦していた。
一方、低価格帯中心で売り上げが伸びている「オールドネイビー」は、別会社として切り離す計画も明らかにした。

ギャップの2018年度決算によると、「GAP」ブランドは世界の既存店ベースで前年度比5%減収した。安売りが常態化して低迷に歯止めがかかっていない。店舗閉鎖などのリストラで年約9千万ドル(約100億円)のコストを削る。
今後、ネット販売に力を入れ、売上高の4割をネット販売にする見込み。

日本国内に「GAP」は154店舗ある。
日本法人のギャップジャパンは「閉鎖の大部分は北米の店舗が対象。日本の店舗については伝えられる情報はない」としている。

ギャップは、2017年に渋谷店を閉鎖し、2018年には「オールドネイビー」を日本から撤退させている。
以上、