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照明器具製造の(株)アイエール電器(群馬県高崎市吉井町小棚)は4月22日、事後処理を高橋伸二弁護士(電話027-325-6603)に一任して、事業を停止した。

負債額は約2億円。

同社は平成11年6月設立の照明器具製造業者。ソーラーLED外灯など照明器具を開発製造し、同社製品は官公庁のソーラー街路灯に採用されたりしてきたものの、売上高は1億円台にとどまり、設備投資負担や開発費に耐えられず、資金繰りに窮し今回の事態に至った。

最近では、ソーラー街路灯に監視カメラを設置したタイプも開発し、性能も評価されていた。銀行が営業力も乏しいこうした企業を育てなければ企業は生き残れない。

銀行は相変わらず、晴れの日に雨傘を貸し、雨の日には決して傘を貸さない。しかし、こうした護送船団の銀行は、40年もすれば日本の人口は4千万人も減り、当然、生き残れない。