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女性用カジュアルウェア卸業のヤマケンアパレル(株)(大阪市中央区瓦町)は6月7日事業停止、事後処理を北川慎一郎弁護士(電話06-6231-3210)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約5億円。

同社は昭和36年創業の女性用カジュアルウェアの卸業者。同社で企画し中国へ生産委託、輸入して全国の専門店への卸や服飾メーカーへODM販売なども手がけ、以前は40億円以上の売上高を計上していた。しかし、消費不況が続き、安価なファストファッションが台頭して、同社は売上不振が続き、平成30年6月期には5億円台の売上高まで減少、そうしたなか、デリバティブ取引における巨額損失も発生し、財務内容も悪化させ、資金繰りにも窮するようになっていた。