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京都の繁華街 祇園で8日午後9時15分ころ、祇園の花見小路通にある木造の飲食店から出火し、周辺の建物数棟に燃え広がり、午後11月15分現在も消火活動が続けられている。これまでのところけが人の情報はないという。消防車28台が出動して消火活動にあたっている。

警察や消防によると、今のところこの火事によるけが人や逃げ遅れはなく、建物の調理場のダクトに入った火が屋根まで燃え移ったという情報があるという。

目撃者によると、初めのうちは火が見えなかったが、消防隊員がはしごで煙の出ている2階に上がり、壁を破ると、一気に炎が上がったという。
その後、炎や煙は15mほどの高さまで上がり、「パーン」という何かが破裂するような音が何回か聞こえたという。

現場は、八坂神社の西約300メートルで、周辺には祇園の花街や飲食店街などが広がる。現場付近近くでは、火災の起きた飲食店の従業員とみられる人が座り込んで泣いていたという。

近くで料亭を営む女性は「はじめは黒い煙が見えているだけで大したことがないと思っていましたが、ボンッという大きい音がしてから大きく火が上がり始めました。風下にいるので火の粉が降りかかってこないかと心配です。うちも舞妓さんがいるので『お茶屋さんで待っていなさい。ここにいたらあかん』と言って避難させました。この辺りは長屋のように建物がくっついているので怖いです」と話していたという。

「花見小路通」は、祇園を南北に走る石畳の通りで、お茶屋や料亭などが建ち並び、多くの観光客が訪れる観光地。
以上、報道参照

燃えたのではと心配される美登幸は、京都市東山区祇園花見小路四条下ルにある。元お茶屋さんで、今は旅行の一見客も受け入れ、京懐石を食しながら、舞妓さんの踊りを見て、一緒に記念撮影もできる人気のお店なのだが・・・。

祇園では昨年5月にもミシュラン3星割烹「千花」で火災が起き延焼し7棟が焼失していた。

一帯は古い木造建物の長屋が多く、専門家による定期的な火災予防チェックやスプリンクラーの設置も必要ではないだろうか。

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