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福岡地方裁判所小倉支部は、築上町のし尿処理施設の建設をめぐり、談合の罪に問われた九電工の元課長ら4人に対し、執行猶予の付いた有罪判決を言い渡した。

九電工本社の営業本部の課長だった石川篤被告(47)や技術本部の課長だった秋吉哲被告(45)ら4人は、3年前、築上町のし尿処理施設の建設工事を落札するため、入札が不成立とならないよう別の会社に1000万円分の利益を提供することを条件に参加を持ちかけ、2社で価格を調整したなどとして、談合の罪に問われた。

8日の判決で、裁判長は「石川被告は主導的な立場にいたほか、秋吉被告は談合を持ちかけるなどした」などと指摘し、2人にそれぞれ懲役1年2ヶ月、執行猶予3年を言い渡した。
また、ほかの2人にも執行猶予つきの有罪判決を言い渡した。

この事件を巡っては、九電工の元営業所長が工事を落札するため、今年1月に死亡した築上町の元町議会議員に対し町への働きかけを依頼し、謝礼として現金800万円を渡したとして贈賄などの罪に問われているほか、元営業所長に入札情報を漏らしたなどとして町の元課長が官製談合防止法違反の罪に問われている。
以上、

九州にも日本全国にもトカゲはいろんな種類がいっぱいいる。