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京都市東山区花見小路通四条下ルで8日夜に起きた火災で、木造2階建ての2棟が全焼し、延焼した3棟を含め、計延べ約600平方メートルが焼失したことが9日、東山署などへの取材で分かった。

火元は、全焼したうちの1棟とみられ、複数の飲食店が入居していたという。この火事でけが人はなかった。

 東山署によると、燃えた5棟はいずれも花見小路通沿いの木造建築。火元の建物から屋根伝いに両隣に燃え移った可能性があるといい、同署と市消防局が9日朝から現場を実況見分し、出火原因の特定を進めている。

 近くに住む男性(73)は「この辺りの飲食店は防災訓練を何度も繰り返してきていた。なぜ、ここまで大きな火災になってしまったのか。しっかりと調べてほしい」と話した。

 現場はお茶屋や高級料亭が軒を連ねる京都観光の人気スポット。出火当時、周辺は黒煙が立ちこめ、消防車両27台が出動するなど騒然とした。

以上、京都新聞参照

 

防火訓練も必要だが、火を使う施設の専門家の点検も必要だ。

古い木造の建物が多い一角、現在のところ、小料理店で料理していた火が煙突内に火が回利、火災になったとされている。建物内の煙突周りが防火材・断熱材で保護されていなかったのだろう。