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旅行代理店の(株)ウニベルツール(東京都中央区銀座8-14-14、代表:渡辺淳二)は7月19日、事後処理を弁護士に一任したたとして、事業を停止した。

同社によると、「ツアー申込者などの一般顧客はすでに同業他社への振り替えを済ませており、被害はない」という。

同社は昭和46年8月設立のブラジルはじめ中南米旅行を得意とする老舗の旅行代理店。同社は日系ブラジル人たちの里帰り事業も請け負うなどし、14年サッカーW杯や16年のリオ五輪でもツアー客などで業績を伸ばしていた。

しかし、その後は中南米の政治が混沌とし治安悪化、日本からの旅行者も少なくなり、業績不振が続き、先行きも見通せず、6月末には受注を停止していた。

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