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米中貿易戦争で資金が証券市場から流れ込み上昇してきた仮想通貨、28日は午後から急落した。

何が引き金となった可能性があるか愛好者と投資家の間で推測する動きが広がった。

ビットコインの価格は7月以来初めて1万ドルを割り込んだ。

ビットコインは一時▲5.6%安まで下落し、ニューヨーク時間28日午後3時40分(日本時間29日午前4時40分)時点では9686ドルまで値を下げた。他の仮想通貨も売られ、ビットコイン・キャッシュは▲4%近く下げ、ライトコインは約▲8%値下がった。

仮想通貨の愛好者に加え懐疑論者の間でもツイッターなどですぐに原因探しが始まったが、材料が何であったかは誰にも分かっていない。

低調な売買が値動きを増幅させた可能性があると指摘しているむきもある。

アーカのジェフ・ドーマン最高投資責任者(CIO)は、今週が米国のレーバーデー(メーデー)前の週だと指摘した上で、「売買が低調なため材料がほとんどなくても現在の相場は動くほか、週末には大きな先物とオプションが期限を迎える」との見方を示した。

 

3月31日4,145ドル⇒6月27日13,101ドル⇒7月28日9,530ドル⇒8月8日12,010ドル

8月29日9時57分現在:9,692.844、前日比▲47.156安、▲0.48%減

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