今週の倒産・ニュースの5月24日から30日までの動向を紹介。
今週もっとも注目されたのは、(株)ラハイナの倒産記事。
一般ニュースで気になったのは「女子プロレスラー木村花さん自殺」。
誹謗中傷が悪いのは前提として。
当初はSNSの誹謗中傷が自殺のきっかけとして「ツイッター」だけに責任を押し付けていたが、週末頃から彼女が出演していたテレビ番組の「制作側の責任」も取り上げられだした。
もともとはドキュメント恋愛番組「テラスハウス」での花さんの行動がきっかけでSNSで批判が噴出、誹謗中傷まで広がっていた。
番組を放映しているフジテレビ側は演出はないとしているが、元スタッフや出演者は演出はあったとしている。
花さんは「ヒール」を期待されて番組に出ていたわけで、批判があるなしに関係なく繊細なメンタルのケアが必要だったのは間違いない。
しかも海外で同様の番組では自殺者が多数でており、予測すべき問題であった。
ただ最近この件に限らず思うのだが、芸能人だろうが政治家だろうが一般人だろうがインターネットでは横並びになっているのを、彼らは気づいていないのではないだろうか。
芸能人以外は彼らの特出する才能に憧れ尊敬するし、政治家もアーティストも同様だ。
しかし、SNS上では、芸能人も政治家も関係なく横並びとなり、一般人は政治を知ってるものとして、一般社会を知ってるものとして、スポーツを知っているものとして、恋愛を知っているものとして批判や注意をし、時には暴走するし、反社、犯罪者気質の人間が書き込んでいる可能性もある。
俺は芸能人だから政治家だからで無思慮にSNSを使うのはかなり危険ではないかと思わされる今日この頃である。