シンガポールは、感染者のコントロールがある程度できていたが、3蜜状態の出稼ぎ移民労働者の居住区で感染が爆発し、瞬く間に3万2千人に拡大している。
アラブ湾岸地域でも同様、アラブ人は建設作業や末端の業務にはつかず、そうした業務は出稼ぎ移民労働者によりまかなわれている。そうした人たちの居住区で感染が爆発している。
集計によると、湾岸アラブ6ヶ国での新型コロナウイルス感染者数が1ヶ月足らずで倍増し20万人を突破している。5月11日に10万人を突破していた。
ただ、同地域で感染者が最も多いサウジアラビアでは3段階に分けて制限措置の解除を実施。
隣国のアラブ首長国連邦(UAE)ではドバイで午前6時から午後11時まで移動や事業活動の制限を解除された。
感染者が2番目に多いカタールでは5月19日から30日まで全ての商業活動を停止。
クウェートでは10日に24時間の外出禁止令を発令しているが、5月末までには一部緩和すると発表している。
コロナウイルスは貧富の差や民族を選ばない。それにしても日本や韓国の国会議員で感染する人はいない。ウイルスも寄せ付けない何かを持っているのだろう。