新型コロナウイルスに感染した場合に重症化するリスクのある基礎疾患を少なくとも一つ持つ人が、世界全体で17億人いることが研究で明らかになったとし、次のように伝えている。

 ドイツ通信社の15日、医学誌「ランセット・グローバル・ヘルス」に発表された研究リポートを紹介し、欧州などの高齢者の数が比較的多い地域やアフリカなどのエイズ患者の割合が比較的高い地域でのコロナウイルスのパンデミックによるリスクの高まりを指摘していると報じた。

リポートの作者は、188ヶ国のデータに基づき、糖尿病や心臓病などの基礎疾患を抱えている人の割合は70歳以上では66%に上ると推定。この割合は、生産年齢人口では23%まで下がり、20歳以下では5%にすぎない。

sponsored


リポートの作者の一人、英ロンドン大学衛生熱帯医学大学院のアンドルー・クラーク氏は、「この数値はロックダウンを緩和している国々に役立つ可能性がある」とし、「それには、基礎疾患を持つ人々に適切な社会的距離を確保するよう助言したり、将来的なワクチン接種において、そうした人々を優先したりすることが含まれる」としている。

米ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによると、報告と検査の体制は国によって異なるが、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、世界全体で約800万人に上っている。亡くなった人は43万4000人を超えていて、国レベルのデータによると、死亡者の大多数を高齢者が占めており、その多くが老人ホームや介護施設で亡くなっている。
ロンドン大学衛生熱帯医学大学院のロザリンド・エゴ氏は、「年齢に応じた防護が、死者数の減少に役割を果たす可能性がある」と述べている。
以上、

基礎疾患は当初からわかっていたことをデータから紐解いたに過ぎないが、発表することに意味があろう。
高齢者にとって新型コロナウイルスは殺人ウイルスだ。