フジテレビと産経新聞社は19日、合同で行った世論調査について、委託先の会社が架空の調査結果を計上する不正を行っていたと発表した。両社は調査を基にした放送と記事を全て取り消すとともに、再発防止体制が確保できるまで新たな調査を見送るとしている。
フジテレビ企業広報室によると、問題があったのは昨年5月~今年5月に実施した政権支持率や時事問題に関する計14回の世論調査。業務委託先の調査会社「アダムスコミュニケーション」(東京都品川区)が約1000人分の電話調査の半分を無断で「日本テレネット」(京都市中京区)に再委託し、同社は電話をしていないのに調査したと偽ってアダムス社に報告していた。
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