経営破綻した豪航空2位ヴァージン・オーストラリア(国内線主力)は26日、米投資会社ベインキャピタルに身売りすることで合意したと発表した。
新型コロナ危機に伴う利用者の急減を受けて経営が行き詰まったが、投資ファンドの下で再生を図る。
ヴァージンは4月、約70億豪ドル(48億2000万ドル)の負債を抱え日本の民事再生法に相当する任意管理手続き入りし、経営が事実上破綻した。
経営破綻した豪航空2位ヴァージン・オーストラリア(国内線主力)は26日、米投資会社ベインキャピタルに身売りすることで合意したと発表した。
新型コロナ危機に伴う利用者の急減を受けて経営が行き詰まったが、投資ファンドの下で再生を図る。
ヴァージンは4月、約70億豪ドル(48億2000万ドル)の負債を抱え日本の民事再生法に相当する任意管理手続き入りし、経営が事実上破綻した。
買収には株主の過半の同意が必要で、買収価格等はまだ明らかになっていない。
ベインは、現在9000人の社員を6000人まで減員する意向。
同社の管財人は再建に向け売却先を探し、最終的にベインを含む投資会社2社などから提案があった。
ベインは、東芝の半導体子会社(現キオクシア)を買収した企業連合を主導(持株49.9%)しており、企業再生で実績がある。