既報。婦人服縫製加工業の(株)サンクロージング(所在地:埼玉県川越市的場北1***)と関連の(有)サンビーム(所在地:埼玉県由利本荘市鳥海町上川内字金堀*** 同代表)は6月23日、秋田地裁において破産手続きの開始決定を受けました。
停止時の負債総額は2社合計で約2.8億円。破産管財人には、柴田隆志弁護士が選任されているとのこと。
(株)サンクロージングは昭和48年3月設立の婦人服縫製加工業者。昭和50年に埼玉県から秋田の象潟工場を開設し実質移転、婦人服全般の縫製やプレス加工により以前は約9億円の売上高を計上していた。
しかし、受注していたアパレルメーカーが安価な海外への発注を増加させ、同社の売上高は平成31年4月期には2億円台まで落ち込み、財務内容も悪化させる中、今般の新コロナにより、顧客からの発注が止まり、支えきれず、今回間事態に至った。
(有)サンビームは連鎖した。
破産債権の届出期間は令和2年7月27日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和2年10月27日午前11時。
事件番号は令和2年(フ)第103号となっています。
既報記事
(株)サンクロージング、(有)サンビーム(埼玉)/自己破産へ 新型コロナ関連倒産