インフルエンザ研究の第一人者として知られる北海道大学喜田宏教授は、懸念されている新型コロナウイルス感染の第2波について、「人から人に(ウイルスが)受け継がれていくと、人で増えやすいウイルスが選ばれていく。病原性は高くなっている可能性がある」と述べ、警戒を緩めないよう呼び掛けた。
「インフルエンザでも(スペイン風邪などの)パンデミックインフルエンザが出た後、第2波、第3波、季節性インフルエンザになってからの方が「病原性」が高いというのが科学常識になりつつある」と指摘した。
新型コロナの感染者が南米やインドなどで急増していることに触れ、「感染症に国境はない。他の国で発生がある間はずっと警戒をしなければならない」と注意を促した。
喜田氏は2011年から世界保健機関(WHO)指定人獣共通感染症対策研究協力センター長も務めている。
以上、
ウイルスも宿主になったヒトーヒト感染を繰り返すうちに変化し続け、病原性を高める可能性に言及したもの。

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病原性は、ウイルスなどの病原体が、他の生物に感染して宿主に感染症を起こす性質・能力のこと。宿主であるヒトに感染したときに病気を起こすかどうかを意味する。

最終的に発病するかどうかは、これらのウイルス側の質的量的な因子に加え、免疫などの宿主側の生体防御機構因子とのバランスによる。
感染性は、感染しても発病するかどうかは病原性の問題に移行する。

ビルレンス(毒性・毒力)は、そのウイルスなど病原体に感染したときに、どのくらい感染症を起こしやすいか、また発病したときにどのくらい重症化しやすいか、という力の強さを示す連続的な概念。