小池都知事と西村担当大臣は、感染検査数を店舗従業員全員に拡大していることから感染者数が増加しているもの、これまでのように絞り込めば感染検査数は減るとも言いたいような記者会見、
また、感染者はホストクラブやキャバクラの若い人たちが多く、健康上問題ないと言いたいような記者会見。重症化率、致死率とも圧倒的に高齢者が高く、そうした若い人たちが交通機関や生活圏で高齢者と接する機会がまったく無いような無謀な記者会見を平気な顔してのたまう。
東京都では7月2日、新たに107人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたという。都内で一日の感染の確認が100人以上となるのは、ゴールでウィークの今年5月2日以来2ヶ月ぶりで、5月25日に緊急事態宣言が解除されて以降、最も多くなった。これで、都内で感染が確認された人は累計で6,399人、死者数は7月1日現在までの累計で325人。
これまでの推移
都内で感染の確認が増加しだしたのは、
今年3月下旬、厚労省が成田空港検疫所のPCR感染検査機器で試薬が手違いから問題を発生させ、入国者の感染検査を3月12日から3月20日ころまでまったくせず、感染拡大の最中、欧米から日本人帰国者が検査も受けず大量に全国に帰国し、全国で感染の火種を撒き、3月20日からの3連休を前に首相が「休校要請の延長はない」と発表し、花見シーズン、桜の観光地や繁華街への買い物客でごった返しした。
3月25日には、それまでで最も多かった日の2倍以上となる41人の感染が確認された。
その後増加し続け、4月になると100人を超える日が出てきて感染の確認が急増し、4月17日には最多となる206人に上った。
4月7日に緊急事態宣言が発せられ、店舗営業規制や外出自粛の要請がなされた。
5月に入ると、1日、2日と2日連続で150人を上回ったが、その後、徐々に減り、中旬から下旬にかけては1桁や、10人台の日が続いた。