米南部フロリダ州でこのほど、脳をむしばむ病原性アメーバ「ネグレリア・フォーレリ」の人への感染が1件確認されたと、フロリダ州の保健当局が明らかにした。

同アメーバは人に感染して脳をむしばむ。感染者は死ぬことも多い。

同アメーバによるフロリダ州での感染者の数は1962年以降で37人が確認されている。今回の感染者は同州ヒルズボロ郡で確認されたが詳細は明らかになっていない。

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同アメーバは湖や川、池などの温かい淡水で見つかることが多い。保健当局は、特に水が温かいときは、アメーバが存在する可能性があるとして、そうした淡水で泳ぐ人たちに警戒を呼び掛けている。

保健当局は、発電所などの周辺の温かい淡水や水温が高い時期の底の浅い場所にある水などを避けるよう要請している。暖かい淡水で遊ぶ場合には鼻栓の利用も推奨している。同アメーバは鼻腔(びくう)を通って侵入するという。

保健当局によれば、米国全体では同アメーバへの感染が確認されたのは143件。生存者は4人だけ。