梅雨前線が中国南部から千島列島まで数千キロに及び伸びており、九州では時たま雷もなり、大雨が降りあり、雨は弱まったり強まったりを断続的に続けている。
大分県日田市では一時筑後川が氾濫したものの現在は水位も下がり落ち着いている。しかし、上流域の巨大な下筌ダムから緊急放流がなされており、その下の松原ダムで受け止められるものの、このまま降り続けば松原ダムもいつまで持ち応えられるか、筑後川水系では今後も大雨が降り続けば、日田市や朝倉・田主丸・久留米市一帯は非常に危険な状態に陥る。
すでに、福岡県中部の久留米市や南部の大牟田市などでは床上浸水地や道路冠水地があちこちに生じ、多くの車両が水没している。
天気予報も予報できないくらいの雨が降り続き、地域によっては110ミリを超すものとなっており、河川は一気に水かさを増し濁流が中小河川の護岸を破壊して下流域へ流れている。