アイコン 新コロナ ファクターX 血液型で感染・重症化リスクの違いはあるのか 最新研究

Posted:[ 2020年7月17日 ]

新型コロナウイルスの感染リスクは、血液型によって違いがあるのか――。そんな疑問に着目した研究結果が各国で発表されている。

例えば、欧州の研究チームは6月に、「血液型がA型の人は新型コロナの感染リスクや重症化リスクが高く、O型の人はリスクが低い」という研究結果を米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに発表した。

それによると、A型の感染リスクはそれ以外の血液型に比べて45%高かった一方、O型の人が感染する割合は、他の血液型の人の65%にとどまった。この調査では、スペインとイタリアで新型コロナウイルスに感染した重症患者1900人あまりを、罹患(りかん)していない2300人と比較している。

<否定派>
これに対し、米マサチューセッツ総合病院などの研究チームは7月16日、新型コロナウイルスの重症化と血液型の関係について、「特定の血液型が重症化に結び付くと信じるに足る根拠はない」とする研究結果を発表した。

血液型をめぐっては過去にも、がんなどの疾患について、特定の血液型の人の方がかかりやすい可能性があるとする研究結果が発表されている。



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<仮説>
血液型と新型コロナウイルスの関係について、フランス国立保健医学研究所のジャック・ルペンデュ氏は、2つの仮説があると指摘する。
1つは、O型の人は血液凝固問題が起こりにくいという説。血液凝固は新型コロナウイルス感染症の重症化につながる重大な要因と指摘されている。
さらに、ウイルスが患者の血液型抗原を運ぶという説によっても説明できるかもしれないと同氏は話している。この場合、O型の人がつくり出す抗体が、A型の人から感染したウイルスを無力化させている可能性がある。
「ただし、この防御の仕組みがどんな状況においてもはたらくとは限らない。例えばO型の人が、別のO型の人に感染させることもある」とルペンデュ氏は解説する。

<イランと米国では・・・>
英レディング大学のサクティベル・バイヤプリ准教授は、イラクの大学と共同で、イラクの新型コロナウイルス感染者約4000人と、罹患していない4000人について、血液型との関係を調べた。
これまでの研究では、O型が防御効果をもつ可能性をうかがわせる結果が出ているが、まだ確実ではないという。
ただし、血液型以外にも、新型コロナウイルスに影響する要素は非常に多く、たとえ防御などの効果があったとしても、その影響は非常に小さいと思われる。
例えば、
米国ではO型はアフリカ系米国人の方が多いにもかかわらず、アフリカ系米国人の感染率は突出して高い。
「O型の人が、自分は感染しないと思ってあちこち出歩いたり、ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)を守らなかったりするようなことがあってはならない。A型がパニックになる必要もない」とバイヤプリ氏は話している。
以上、

新コロナウイルスに影響する気温・湿度の国による違い
幼少時のBCGワクチン投与の違い(接種国と接種しない国、接種国でも国によって微妙に中身が異なる)
民族間の遺伝子情報の違い、(アジア人の感染率と重症化率は低い)
喫煙率が高いフランスでは、喫煙者と禁煙者の感染率の違い
そして血液型の違い
などなど・・・
いろいろなファクターを全部データ化し、富岳にブチ込み、AIを導入して分析したら何かわかるかもしれない。血液型と国民性も分析できるかも・・・。

 


スクロール→

主要国の血液型

 

AB

日本

32%

37%

22%

9%

アメリカ・白人

45%

42%

10%

3%

 ヒスパニック

57%

31%

10%

2%

 黒人

51%

26%

19%

4%

イタリア

46%

40%

10%

4%

スペイン

42%

45%

9%

4%

イラン

31%

25%

34%

10%

トルコ

33%

45%

15%

7%

イギリス

47%

42%

8%

3%

フランス

43%

44%

8%

4%

ドイツ

38%

43%

13%

6%

韓国

27%

32%

30%

11%

中国

33%

30%

29%

8%

台湾

44%

27%

23%

6%

わが道を行くB型、イラン・韓国(北朝鮮の同じ?)・中国・・・何か頷ける。

 


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