既報。寿司店チェーン展開の(株)豊田(所在地:東京都豊島区北大塚2-6-10 代表:豊田純司)と鮮魚加工の益子食品(株)(所在地:東京都戸田市笹目6-7-19 登記簿上所在地:東京都豊島区北大塚2-6-10 同代表)は7月13日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。破産管財人には竹村葉子弁護士が選任されている。
負債額は豊田が約30億円、益子食品が約14億円。
豊田は昭和39年7月設立の寿司店チェーン「寿し常グループ」の運営会社。首都圏に回転寿司店やテイクアウト店など約40店舗を展開し、以前は60億円以上の売上高を計上していた。しかし、その後は大手回転寿司チェーン店の進出などから競争激化、消費不況に伴う売上高の減少により経営不振が続く中、今般の新コロナによる売上高の急減から資金繰りにも行き詰り、今回の事態に至った。