海運大手の商船三井(MOL)が運航する貨物船(所有:長鋪汽船)が、インド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁し、周辺に大量の油が流れ出た事故で、1000トン以上の重油が流出したとみられ、回収を進めていることを明らかにした。
先月26日に商船三井が運航する貨物船「WAKASHIO」がモーリシャスの沖合で座礁し、今月6日に船尾にある燃料タンクの一つが損傷して重油が流出したという。
これまでに1000トン以上の重油が流れ出たと見られ、周辺には珊瑚礁が広がり、水鳥をはじめ貴重な生物が生息していることから、オイルフェンスを設置して、油のさらなる広がりを食い止めるとともに、回収を進めているとしている。
しかし、すでに海岸へ一部漂着している。

モーリシャスでは、豊かな自然を売りにした観光が主要産業の一つとなっていて、モーリシャス政府は国連に対して緊急の支援を求めている。

この問題で、政府は、モーリシャス政府からの要請を受け、10日、国際緊急援助隊の専門家チームを現地に派遣することを決めた。

専門家チームは、海上保安庁と外務省、それにJICA=国際協力機構の職員合わせて6人で構成され、現地では油を取り除く作業などの支援活動を行う予定。
(除去部隊をどうして派遣しないのだろうか)

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専門家
ビッグデータ解析を使って生物多様性の研究を行っている琉球大学の久保田康裕教授らのグループはことし3月、モーリシャスを含むインド洋西部の海域は、さんごの種の多様性が世界で最も高いとみられるとする研究を報告しています。

世界の暖かい海には、イシサンゴとよばれるさんごの仲間が生息していますが、まだ見つかっていない種も多数いると考えられています。

久保田教授のグループは、現在見つかっている697種の分布について、世界の10万か所余りで記録されたデータを解析して、世界のどこの海のサンゴの多様性が最も高いかを推定しました。

その結果、モーリシャスを含むインド洋西部の海域は、東南アジアやオーストラリアなどと比べて、調査が進んでいないわりに見つかっている種が多く、計算の結果、世界で最もさんごの種数が多い海域とみられることが分かったということです。

久保田教授は「モーリシャス周辺は潜在的にさんごの多様性が高いホットスポットだが調査が十分にされていない。今回の事故で知られる前に絶滅する種がいないか懸念される。事故の影響調査とともに、この海域のサンゴの多様性についても調査を尽くす必要がある」と指摘しています。
以上、
何もってモーリシャスの近海を航行していたのだろうか。社会科見学でもしていたのだろうか?
船舶はかなり前からGPSによる自動航法が確立しており、よほど、進路妨害の船舶の接近や嵐でもなければ自動航法で運行していたはずだ。

モーリシャスは、中近東の南部、アフリカの東部のインド洋浮かぶ珊瑚礁の国、以前は航海の要衝としてオランダ領となり、その後フランス領、最後はイギリス領を経過して独立した国で、珊瑚の多様性が世界で最も高い地域として知られ、現在は欧州からの観光だけで生活している国。治安の心配がなく日本からの新婚旅行地としても知られる。

MOLは2013年6月にもインド洋で巨大コンテナ船の2折れ沈没事件(三菱重工長崎造船所建造)を発生させており、その後、MOLは頭にきて、巨大タンカーを何隻も一度に韓国勢に発注していた。今回の事故では、日本政府が油の除去作業に携わるという。かかる費用は商船三井に請求すべきだ。MOLは2つ折れ沈没事件では三菱重工と係争中。
現地ではジャパンの船として報道されており、ちゃんと早期に処理しなければ海洋汚染国になってしまう。フクシマもある。

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