アイコン シャープ 新コロナウイルス▲91%減少 プラズマクラスター照射で 長崎大安田教授ら

Posted:[ 2020年9月 7日 ]

シャープは7日、空気中に浮遊する新型コロナウイルスにプラズマクラスターイオンを約30秒照射すると、感染性を持つウイルス粒子の数が▲91.3%減少する効果を確認したと発表した。長崎大学、島根大学の専門家と共同で、プラズマクラスター技術搭載ウイルス試験装置を作製し、不活化効果を世界で初めて実証したという。

プラズマクラスターとは、シャープが開発したプラズマ放電により活性酸素を発生させ、プラスとマイナスのプラズマクラスターイオンを作り、空気中に放出するプラズマクラスター技術の総称。

プラズマクラスターイオンを感染者の身体の気管支や肺に取り込んだらどうなるのだろうか。
なお、変異株では致死率が高いものもある新型H1N1型鳥インフルエンザウイルスに対しても2時間の照射で99.9%抑制するなどの効果を検証されている。



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シャープのリリース、
長崎大学感染症共同研究拠点 安田二朗教授(兼 熱帯医学研究所教授)、同研究拠点 南保明日香教授(日本ウイルス学会理事)、および島根大学医学部 吉山裕規教授(日本ウイルス学会理事)と共同でプラズマクラスター技術搭載ウイルス試験装置を作成し、感染症研究の世界的権威である長崎大学の協力の下、空気中に浮遊する「新型コロナウイルス」にプラズマクラスターイオンを約30秒照射することにより、感染価が90%以上減少することを世界で初めて実証した。

「新型コロナウイルス」は、2019年12月に発生が確認され、2020年8月には感染者数が世界で2,500万人、死者も84万人を超えている非常に感染力が強いウイルスで、喫緊の社会問題として様々な分野での早急な対策が求められている。

当社はプラズマクラスター技術について、2004年にコロナウイルス科の「ネココロナウイルス」に対する効果を実証、翌2005年には「新型コロナウイルス」と姉妹関係にある「SARSコロナウイルス(SARS-CoV)」に対する効果も実証しており、今回新たに、空気中に浮遊する「新型コロナウイルス」に対する効果を実証した。
以上。

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