2020年東京五輪を巡り招致委員会がコンサルタント契約を結び、2億円超を振り込んだシンガポールの会社の口座から、国際オリンピック委員会(IOC)委員だったラミン・ディアク氏(87/セネガル国籍)の息子のパパマッサタ氏(55)とその会社に約37万ドル(当時のレートで約3700万円)が送金されていたことが2020年9月20日に分かったという。

共同通信も参加する国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が把握した、米財務省の資金情報機関「金融犯罪取り締まりネットワーク(フィンセン)」の内部資料などに基づく取材で判明した。送金は開催都市が決定した2013年9月のIOC総会の前後に集中していた。
ラミン氏は当時、開催地決定でアフリカ票取りまとめに影響力がある有力委員だった。日本の資金がIOC委員買収のためディアク親子に渡ったとの疑惑が浮上したが、招致委が支払ったコンサル料の使途の詳細は分かっていなかった。

パパマッサタ氏は取材に対し、入金を認めたが「中国企業との契約に関わる取引」と話した。
当時の招致委理事長で、贈賄容疑でフランス司法当局の正式捜査の対象となった日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和前会長は「その(支払いを行った)後のことは当時一切知らなかった」と回答した。
以上、共同通信参照
37万ドルは時計代だったのだろうか。

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お公家さんの竹田氏は知る由もなし、当時、代表と言っても政府意向での名誉職、招致に関することはすべて電通関係者に任せており、資金も電通関係者に言われるがままに送金しただけだろう。
ただ、コンサル依頼したシンガポールの会社は事務所もないような会社で、手口としてはお粗末過ぎる(どうにでもなる日本とは違う)。

当案件はフランス警察が追っかけているため、ラミン・ディアク氏は現在セネガルに居住し、出国もしておらず、フランス警察にセネガルの国も警察も協力することもない。

欧米は、政治に絡むものは日本のように首を差し出したら桜吹雪の一件落着ではない。
フランス警察は追及し続けており、まだ一山二山ありそうだ。

日本の五輪招致委員会は、コンサルタント業務をシンガポールの「ブラック・タイディングス社」(代表:イアン・タン・タントン・ハン/インド人/社名はヒンディー語で「闇マーケティング」や「黒いカネの洗浄」という意味があるという)という曰く付きの名の会社に依頼したという。

しかし、ブラック・タイディングス社は、代表のイアン氏はまだ34歳、そんな神通力があるわけはなく、アフリカの票をまとめるセネガル人の国際陸上競技連盟のラミン・ディアク前会長やディアク前会長の息子で「国際陸連コンサル」のパパマッサタの使用人というのが実態であろう。
同社の所在地もシンガポールながら、奥さんが住んでいると見られるうす汚い公営住宅の一室、あり、看板も表札もなし。それがすべてだ。

当問題はディアク前会長の息子が、パリで高額な宝飾時計をまとめて何本も購入したことから、資金の出所をフランス警察が追う過程で浮上したもの。
のこのこ買い物するというこうした行為も愚かだ。

問題が浮上する時には、整合性のないいろいろおかしなことが重なり合うものだ。
弱り目に祟り目。

FIFAやIOCなどの招致不正は、政治不正として米政府などが世界規模で摘発している。
隣国の元FIFA副会長の鄭夢準氏も賄賂で不正したとして、IOCから名誉副会長としての資格を15ヶ月間停止(IOC倫理員会は2016年から6年間/CASで軽減)されていた。この件について警察は動いていなかった。