小田急は江ノ島線終着駅の片瀬江ノ島駅の全面大改修工事を進めていたが、竜宮城はそのままに8月オープンした。
この屋根材には、日本製鉄のチタン製の意匠屋根材「TranTixxii」が用いられており、耐久性や意匠面からも竜宮城を髣髴させるものになっている。
日本製鉄は、これまでにも「TranTixxii」が浅草寺や増上寺、金閣寺、ビックサイト、九州国立博物館の屋根材などに用いられてきたが、意匠デザインはいろいろな場面で用いられるように豊富なバリエーションを有し、すでに国内外で700件以上の納入実績を有している。
片瀬江ノ島駅の全面大改修工事は東京五輪に向け行われていたが、新コロナにより五輪客は見送りとなり、竣工予定も8月になっていた。