アイコン 中国 韓国への擦り寄り殺法連発 米韓離間の計

Posted:[ 2020年10月23日 ]

<BTS発言問題>中国高官が収拾
BTS問題では、中国のSNSでは、BTS発言問題が取り上げられ激怒したコメントが大拡散、中国共産党系人民日報系環球時報もBTS叩きに乗り出したが、政府高官が問題ないと発言し、環球時報記事もその後削除された。
しかし、交換の発言に下火になったものの、その後も中国第4位の大手物流会社がBTS商品の配送拒否宣言を打ち出すなどまだ収まっていない。
(中国政府が2枚舌を使い韓国政府のBTSを転がしているようだ)



スポンサーリンク

<中韓スワップ、増額して更新のプレゼント>韓国歓喜
中韓スワップの期間満了を控え、中国が400億元増額し4000億元で妥結した。前回中国側がなかなか延長表明をせず韓国はてこずったが、今回は前もって増額更新というプレゼントを韓国に与えた。
ただ、今年3月のウォン暴落過程では多くの国々とスワップ協定を締結し、中国とも3600億元のスワップを締結していたが、屁のツッパリにもならず暴落した。
米国が愛の手のスワップを差し伸べ、ウォンは急上昇し危機を脱した。中国とのスワップは、中国側にとって韓国側からの輸入額で相殺できる範囲内で設定されているという見方もある。

米国は600億ドル、中国は3600億元、カナダは事前限度なし、スイスは106億ドル、オーストラリアは81億ドルなど8ヶ国+地域経済連合帯と総額1,932億ドル相当の通貨スワップ協定を結んでいる。
なお、韓国の外貨準備高は9月段階で4,205億ドル、うち米国債所有残高は8月段階で1,227億ドル。

<中国国防省は、韓国の徐旭国防長官を招待へ>徐旭国防長官歓喜
中国の魏鳳和国防相は10月21日、韓国の徐旭国防長官と電話会談し、徐長官は、魏国防相から中国へご招待しますと言われ、電話を受けながら満面の笑みを浮かべている写真が韓国紙に掲載された。

徐旭国防長官は就任後「戦作権返還の条件を(韓国軍は)すでに具備し、いつでも返還を受ける体制にある」と発言、10月の訪米では「戦作権返還の条件を早期に具備する」と「早期転換」を強調したが、北朝鮮の圧力で文政権が米韓軍事演習を控えさせ、戦作権返還のための軍事演習ができず、遅々として進んでおらず米国から相手にされなかった。

徐旭長官は陸軍トップから3段飛びで国防長官になっており、長官にしてもらった文在寅大統領や大統領府に頭が上がらず、軍の原状より文政権の意向を最優先させている。
米国としても戦作権返還で韓国駐留米軍28,500人の命を危険に晒す問題でもあり、米韓軍が合意した返還ロードマップに基づいて演習を行い、返還する予定をいっさい崩していない。

文政権も任期はあと1年半あまり、自らが米韓演習を行なわせないことから任期中の返還が危うくなっており、任期中の強行返還に切り替えてきているようだ。徐旭国防長官を介しその意を米側に伝え、米側を脅している。

韓国がよく使う手口は、日米に対し、嘘でもこうだという発言をなし、その発言に近づけた内容で合意しようとする。誘導達者であるが、相手も何回もかからず、まともに受け取らず、嘘を見切っている。
そのため、韓国の閣僚は嘘を平気で言い、相手から強く嘘だと追及されれば、資料が間違っていたと分けの分からないことを述べ簡単に終わらせる。

9月には、トランプ米政権のファーウェイ叩きに同調するなと楊潔チ中国共産党外交担当政治局員(序列4位の高官)が訪韓し、徐薫国家安保室長に警告した。
そのため、韓国通信大手のLGユープラスがファーウェイの通信機器を採用、米国からメーカーを変えるよう何回も警告されているものの、文政権は一貫して民間のことに、政治は口出しできないとして米国の要請を拒否し続けている。

ただ、サムスン電子とSKハイニックスは、米アプライド製の半導体製造装置を使用してメモリ半導体を生産、ファーウェイに納品していることから、米制裁を恐れ、納品を停止している。
トランプ大統領が新コロナに感染し、訪韓を予定していたポンペオ国務長官が急遽日本までしか来なくなり、その直後に情報探りと釘を刺す目的で訪韓予定の王毅外相も突然訪韓をキャンセルした。

文大統領は、習近平国家主席の年内国賓訪問を要請し続けているが、駆け引きでは韓国の数段上をいく中国は、訪韓するぞ訪韓するぞと思わせながら、具体的な打ち合わせは一切行っていない。
楊潔チ政治局員に対しても習主席の訪韓を要請したものの、楊氏は、近いうちに必ず習主席が訪韓する予定だと発言するものの、具体的には一切言及しなかった。

中国は文氏が大統領選挙前から陳海アジア副局長を、ともに民主党に派遣して檄を飛ばすなど、早くから文氏の金の玉を握っている。

唯一中国が文在寅しに不信感を持っているのは、
2017年7月末、大統領就任前の前政権代行者がTHAAD配備を行ったものの、まだ追加配備が必要な状態だったが、北朝鮮がミサイルを乱発し続けたことから、怒り狂った文氏が早急に追加配備を米軍に要請したことだろう。
そのため、2017年10月末、中国政府に対して一方的に「3不の誓い」を表明し、康京和長官は王毅外相から「態度で示せ」と言われ、11月12日からの米国が主導した米日韓の3軍による日本海での米空母3隻による軍事演習を、文政権は断り、米韓、日米と2つに分け、軍事演習を行った。中国政府は大喜びしてご褒美に、12月12日からの文在寅大統領の中国国賓訪問を受け入れた。その結果、晩餐会含む高官とのお食事会が3泊4日の訪問で2回しか行われず、韓国マスコミが「中国は無礼だぁ、非礼だぁ」と大騒ぎするなか帰国していた。

中国と北朝鮮の仲も音信不通で中国も北朝鮮から嫌われ、9月3日の核実験やその後のICBM発射実験を止められなかった事情もある。
今でも中国も韓国も金正恩から針の筵に寝かされている。ただ、文氏ばかりは金氏が提供した針の筵でさえ喜んでお寝ん寝している。

中国は何千年も朝鮮を属国・朝貢国にしてきたが、民族性ゆえに領地化することを嫌った裏返しでもあろう。そのため、扱い方を心得ており、日本も学ぶべきところは多い。
  中国は手の内を知り尽くす韓国に対して、米韓離間の計を張り巡らしている。

 


スポンサーリンク

HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

 




スポンサーリンク

 


スポンサーリンク