アイコン 韓国の7~9月期のGDP 1.9%増  感染検査体制の違い表面化

Posted:[ 2020年10月27日 ]

韓国銀行が27日発表した2020年7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動を除いた実質ベースで前期比1.9%増(前四半期は▲3.2%減)だった。
昨年10~12月期以来のプラス成長。新コロナによる打撃からの回復がうかがえた。
GDPの約4割を占める輸出が自動車や半導体など15.6%増、機械類や運送装備など設備投資が6.7%増、コンピューターや電子・光学機器など製造業が7.6%増とそれぞれ伸びた。

また2四半期連続でマイナス成長となったことによる、いわゆるベース効果と、政府の景気テコ入れ策も追い風となっている。4~6月期は▲16.1%減と、大きく落ち込んでいた。
韓国銀行は今年8月に年間▲マイナス1.3%という見通しを示しており、これを達成するには10~12月期の成長率も1%台半ばとなることが必要。

10~12月期はいつも調整弁のように政府支出が大きくなることから、目標は達成されるものと見られる。
以上、



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トランプの中国ファーウェイたたきの反射利益を最大限享受しているサムスン電子、中でもファーウェイ失墜で、スマホが市場シェアを急回復、連れて自社製の半導体やCMOSセンサーなどを組み込むことから利益も急増させている。

ファーウェイが強かったのは欧州、失墜でサムスンが圧倒している。インドは中・廉価版が主力であるが、ここでも以前はサムスンが圧倒していたが、中国小米にシェアを奪われ後退していた。しかし、6月の中印国境紛争で21人のインド軍が、金棍棒を持った中国軍に殴り殺され、中国製について規制強化、中国製アプリ配信の禁止などより、小米が後退、サムスンが復活している。

5Gは今からだが、すでに5Gシェアは30%に達しており、米通信大手のベライゾンとの5Gでの大型契約もあり50%に達する可能性もある。
それもこれもトランプ様のおかげでもある。

また、欧米メーカーではEVが本格化しだしており、韓国勢の車両用二次電池の輸出も本格化している(ただ、3社とも火災問題を抱えている)。
自動車輸出は、EVコナ車の火災問題を抱え、昨年米国でモデルチェンジにより好調だった高級ブランドのジェネシスは今年、ニンニク臭もしてまったく売れておらず、中国ではさらに販売台数が落ち込んでいる。
7~9月期は欧米の本格的な経済回復に、半導体、スマホ、バッテリーの輸出が急回復し、韓国の輸出も好調だった。
しかし、10月から欧米では、新コロナ感染者が再び急増しており、再びロックダウンや規制強化する国も多く、経済停滞が懸念され、10~12月期の方が輸出は厳しくなると見られている。

日本は、感染検査基準は相変わらずで、接触アプリで通知を受けても、無発症ならば検査してもらえず、厚労省もインフルエンザの季節に入り、病室確保のために、新コロナのPCR感染検査基準を再度引き上げる計画を有しており、新コロナの感染者数は今後とも500人前後で推移するものと見られる。
ただ、新コロナも感染しやすい季節(気温の低下+乾燥)に突入しており、個々人の油断しだいでは感染者がさらに増加する可能性もある。

韓国は感染者が出た場合、濃厚接触者どころか接触者全員、また感染者の行動記録をアプリで提供しており、近隣にいたと思われる人たち全員を感染検査している。その違いが韓国の100人前後と日本の500人前後との違いとなっている。
当然、感染者が多く発生している首都圏4都県や大阪では各自が防疫を強化しており、消費活動が減少し、GDPを引き下げる原因となっている。GoTo感染になってはならない。


スクロール→

感染状況/厚労省発表分

2020

 

 

解除日

宣言日

10/25

9/30

5/25

4/7

国内

感染者数

95,924

82,597

16,445

3,817

  当日

488

570

20

248

検査数

2,314,196

1,889,535

233,399

48,357

  当日

5,427

19,462

1,611

7,876

空港検疫

感染者数

1,135

951

163

74

検査数

266,431

215,599

41,942

6,125

チャーター機

感染者数

15

15

15

15

検査数

829

829

829

829

合計

感染者数

97,074

83,563

16,623

3,906

 当日

496

576

21

252

検査数

2,581,456

2,105,963

276,170

55,311

 当日

7,961

21,069

2,256

9,139

当日国内陽性率

8.99%

2.93%

1.24%

3.15%

隔離解除者

89,709

76,590

13,810

622

重症者

162

151

155

80

国内死亡者

1,718

1,571

846

80

 当日死亡

7

7

16

7

隔離解除率

93.52%

92.73%

83.98%

16.30%

国内致死率

1.77%

1.88%

5.09%

2.05%

確認中

102

67

20

972

現在感染者数(隔離中)

5,647

5,402

1,967

3,204

現在感染者率

5.82%

6.46%

11.83%

82.03%

検査能力数

75,026

70,816

未公表

・死亡は、感染から1ヶ月以上遅れて発生する。

25日の結果数は検体を23日(金)前後に採取したものとなる。

 


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