トヨタは28日、燃料ポンプの部品の不具合により「ノア」など39車種で最悪の場合、走行中にエンジンが止まるおそれがあるとして、210,363台のリコールを国交省に届け出た。
不具合は燃料ポンプで、低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。
そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあり、全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換するとしている。