アイコン WTO事務局長候補の兪明希氏 結果受け入れない方針 米国支持での調整に期待

Posted:[ 2020年10月29日 ]

世界貿易機関(WTO)は28日、「次期事務局長の決選投票で、兪明希韓国産業通商資源部通商交渉本部長の競争相手だったナイジェリア元財務相のオコンジョイウェアラ氏の方が多くの票を得た」と発表した。
このため、韓国人初のWTO事務局長誕生は今回、困難になったという見方が出ている。
「兪明希氏はこの結果を受け入れ、オコンジョイウェアラ氏を支持することが分かった」と朝鮮日報が掲載したが、KBSや聨合ニュースなどはまだそうした情報を流していない。

一方、韓国の中央日報は、青瓦台(韓国大統領府)と政府は、「兪氏の自主辞退はない。最後まで最善を尽くす」という。米国の強力な支持を基に加盟国全体のコンセンサスを形成する期間である11月9日まで終盤の逆転を狙うという。
(韓国の執拗さは世界レベルではない、宇宙レベル)



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保護貿易の米国が、自由貿易推進論者で親中と見ているオコンジョイウェアラ氏に拒否権を行使すれば、米中間の終盤調整で兪氏が当選する可能性もあると期待している。

兪氏が敗退を認め辞退した場合のみ、WTOは「コンセンサス」方式に基づき、両候補をめぐって分かれた加盟国の見解を最終的に調整し、来月9日の一般理事会で満場一致によりオコンジョイウェアラ氏を次期事務局長に推挙する見通しで、これにより、オコンジョイウェアラ氏はWTO設立25年で初の女性アフリカ出身事務局長になる。

韓国外交部によると、WTO一般理事会のデビッド・ウォーカー議長は、ジュネーブで行われた加盟国大使級会議で、「オコンジョイウェアラ氏の方が、得票が多かった」と明らかにしている。

慣例上、正確な得票数は公表されていないが、ロイターの報道では、加盟164ヶ国中、日本やEUはじめ104ヶ国がオコンジョイウェアラ氏を支持している。

こうした結果を踏まえ、米通商代表部(USTR/ライトハザー代表)は28日(現地時間)、世界貿易機関(WTO)の新事務局長として韓国産業通商資源部の兪明希通商交渉本部長を支持すると表明した。

11月9日になっても兪氏が推挙されなかった場合、米国はオコンジョイウェアラ氏を認めないまま、兪氏が辞退する可能性もまた0に近いだろう。米国は兪氏が辞退したとしても関係なく、オコンジョイウェアラ氏を認めないと見られる。
WTO理事会も、11月3日の米大統領選の行方を見ることになる。しかし・・・

<トランプ氏の大統領の任期は永遠に続く可能性>
米大統領選挙は11月3日だが、多くが郵便投票を取り入れており、そうした郵便投票も当日開封としている州も多くあり、12月までトランプが勝つか、バイデンが勝つか分からず、さらにトランプが負けた場合、郵便投票内容に異議を申し立てると予想され、最終決定はいつになるか分からないとされている。

連邦最高裁の採決まで縺れ込めば、選挙人数でバイデンが勝っても、トランプが勝つ可能性も残されている。
すでに共和党が有利な連邦最高裁は、郵便投票で11月3日に到着した分で締め切る裁定を下しており、当日消印を認めないとしている。
世論調査では郵便投票をする人は民主党支持者が多く、共和党支持者の3倍に上っており、トランプ氏に優位に働く。

そうしたことから、トランプ政権がいつまでもいつまでも続く可能性があり、WTOの事務局長の選出も不透明感が漂っている。そうなればWTOは崩壊するしかない。

もう米国自身がグチャグチャ状態に入って久しい。
11月3日の投票日に投票所への拳銃持込を禁止したミシガン州政府に対して、州地裁は州政府の決定を認めない判決を下している。

西部劇が実弾で始まるかもしれないアメリカ合衆国の今日この頃・・・・。
大統領選挙に向け、拳銃が飛ぶように売れているという。それも新規購入者が急増しており、弾薬の品切れ店も続出しているという。銃砲店では選挙投票日を前にこんな事態は初めてだとうれしい悲鳴をあげているという。

世界各国はトランプ・アメリカに対して、触らぬ神に祟りなしとして、近づく国も少なくなってきている。
拳銃を片手に持って自由だと叫ぶ自由主義の国の限界だろう。
11月3日一般市民がまた何人殺されるのだろうか。虫けらのように。

 

 


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