アイコン トランプ猛追 フロリダ・ジョージアで逆転 人気のないバイデン反トランプ票頼り

Posted:[ 2020年10月29日 ]

米大統領選の最大激戦州とされるフロリダ州の世論調査の平均支持率で、トランプ大統領が民主党大統領選候補のバイデン前副大統領を初めてリードした。

トランプ氏が激戦州で底力を発揮し、5日先に迫った大統領選構図が揺らいでいる。

27日、政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)が各種世論調査の支持率を総合した結果によると、フロリダ州でトランプ氏の平均支持率は48.2%で、バイデン氏の47.8%より0.4ポイント高かった。誤差範囲内の僅差だが、選挙戦が本格化した8月以降、トランプ氏がリードしたのは初めて。

フロリダ州には激戦の10州の中でも最も多い選挙人29人が割り当てられている。



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伝統的に共和党が優勢地盤だが、最近バイデン氏が善戦したジョージア州でも、トランプ氏が同日基準47.2%の支持率でバイデン氏の46.8%を抜いた。

トランプ氏が最近、ジョージア州で猛烈な遊説活動を展開したことによる効果が現れたものとみられる。また、他の激戦州のノースカロライナ州でも差が縮まっている。

バイデン氏のリードはわずか0.7ポイントで誤差内。アリゾナ州でも両氏の差は2.4ポイントと超接戦となってきている。

それに加え、女性に人気のないトランプ氏を支援して新コロナに感染したトランプ夫人も選挙活動に参加、女性票の取り込みにも一役買っている。

 

バイデン候補は、中国に対する態度を明確にせず、はっきりものも言わず、反トランプ票に依存しすぎており、はっきりものを言うトランプ氏の勢いに押されている。やはり副大統領の器しかないのだろう。


 

 


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