アイコン 東京都 今頃検査数6倍に 能力だけ6万件へ それでも期待したい

Posted:[ 2020年10月30日 ]

東京都は新型コロナウイルスの検査能力を今の約6倍に当たる1日6万件余りに大幅に拡充する方向で最終調整を進めている。
今冬、新型コロナウイルスとインフルエンザが同時流行する事態に備えるねらいがあるという。
東京都内では現在、新型コロナウイルスの検査能力が1日1万200件あるが、専門家から感染の再拡大に警戒が必要だとされる中、都は、検査態勢を強化できないか検討を進めきた。
以上、

全国では現在、感染検査能力は7.5万件あるが、検査は1週間平均2万件台、平均使用率は30%にしか過ぎない。地域が凝縮されている東京都でも43%台だ。
感染検査を増加させることで感染者をより多く見つけ出し、隔離し、感染拡大を抑制させる本来の行政の仕事を非常に遅まきながら行ってくれるのを期待したい。

本来、5月25日の緊急事態宣言解除後に、次の感染増に向けて検査体制を拡充すべき期間があったが、指を咥えて傍観し何もせず、そのまま二次感染増を発生させ、それを全国に拡散させた張本人が東京都だ。現在の北海道の感染増もGoToキャンペーンで、本人もほとんど気づかないようなステルス感染者を首都圏から送り出していることに起因している。



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最近は、東京都の感染の広がりは、首都圏(東京都+千葉県+埼玉県+神奈川県)全域に拡大しており、東京都だけ感染検査数を拡大させても片手落ちとなる。
首都圏が仲が悪く感染検査で連携できなければ、国が連携させるべきだろうが、そんなことを率先してやらせるような人物は菅首相をはじめいない。安倍首相がいなくなった途端、影が薄くなった西村氏は何をしているのだろうか。
小池氏は日に200人台の感染数は上出来と判断しているのだろうか。知事も都民も当たり前になることこそが新コロナの恐怖だ。感染検査能力を1.2万件にしたのは2ヶ月前。国立大学や国営の感染症研究機関などに眠っているロシュ製の全自動感染検査機を使用すれば、5月の段階で10~15万件の感染検査能力はあった。できない御託ばかり並べて今だ活用していない。これが世界に逆行する日本の現実だ。

 


スクロール→

東京都 直近の日別感染者数と検査数

 

感染者数

検査数

検査数は感染発生日の3日前の検査数(検体採取日基準)

1016

183

5,646

1017

235

4,889

1018

132

4,827

1019

78

5,124

1020

139

3,191

1021

145

1,006

1022

185

5,936

1023

186

5,429

1024

203

5,006

1025

124

4,858

1026

102

5,013

1027

158

2,925

1028

171

1,091

1029

221

6,301

2週間平均

162

4,374

累計

感染者数

死亡者数

1029

30,677

453

 


スクロール→

10月29日新コロナの感染状況

 

感染者数累計

29日

合計

99,804

809

累計感染者数1000人以上の都道府県

東京都

30,677

221

大阪府

12,473

125

神奈川県

8,587

71

愛知県

6,091

87

埼玉県

5,762

39

福岡県

5,207

5

千葉県

4,948

43

沖縄県

3,277

32

兵庫県

3,203

17

北海道

2,986

53

京都府

2,014

11

首都圏比率

50.0%

46.2%

29日の感染者が10人以上発生県

宮城県

689

10

静岡県

636

16

岡山県

261

31

 

 


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