ベトナムのフック首相は、国内で約3ヶ月ぶりとなる新型コロナウイルスの市中感染が報告されたことを受け、航空当局に対し国際線商業便の運航停止を命じた。政府のウェブサイトに掲載された投稿文で明らかになった。これまでは入国検疫による感染者だった。
ただ、フック首相は海外で足止めとなっているベトナム人の帰国を支援する「救援」便の運航は継続すべきだと表明している。
今週、新型コロナ検査で陽性と判明した人と接触のあった全ての人を迅速に追跡し、隔離するようホーチミン市当局に指示したという。
ベトナムでは4月1日以降、国際線の運航を停止していたが、夏と秋に運航の一部再開を段階的に認めた。ただ、入国者に対しては隔離措置が義務付けられている。
以上、
社会主義国だからこうしたことができるのだろうという見方は、台湾を見ると通用しない。台湾は12月2日までの累計感染者数は685人、累計死亡者数は7人となっており、最近の感染者のほとんどは入国者や帰国者の検疫による感染者であり、即、隔離されている。
ベトナムと台湾に共通することは、新コロナ初期に国際線を運航停止し鎖国化させたことにある。モタモタのどっかの国とは根本から異なる。