1兆2000億円(当初)⇒1兆4000億円(2019年3月)⇒1兆7000億円(今回)で当初計画より41%も増加、1年遅れのオマケつき。もう完全に採算度外視だろう。
北陸新幹線の金沢と福井県の敦賀の区間は、開業が予定より遅れ、財源のめどが立っていない事業費も3000億円余りに膨らむ見通しになっている。
国交省は、このうち少なくとも1500億円程度をJRが支払う線路の利用料などで賄う方針を固め、残りについて国と地元自治体の負担割合の調整を急ぐことにしている。
建設工事が遅れている北陸新幹線の金沢-敦賀間について、国交省の検討委員会は、開業の時期を予定していた2023年春より1年程度先に延ばし、追加の事業費をおよそ2658億円とする案を与党のプロジェクトチームに示している。