広島市は１２月１８日、直近１週間の１０万人当たりの新コロナ新規感染者数が２０政令指定都市中で全国最多の３８．９人になったと発表した。
市内では１２月に入ってから、医療機関を含む１７件のクラスター（感染者集団）が発生している。１１月３０日にステージ２（医療機関の逼迫懸念に対する対応措置）に規制を上げたが、規制強化が必要となっている。

＜広島県のクラスター判明分（人数は流動する）＞
広島赤十字・原爆病院では計１０人
市立広島市民病院では計１１人
広島市中区銀山町の料飲食店「ＭＡＹＡ（マヤ）」従業員１１人と来店者２人の計１３人、
（最近の来店客に対して検査を呼びかけている）
市総合福祉センターで５、６日開催の「ヒューマンフェスタ２０２０ひろしま」で計８人
広島シーサイド病院にある高齢者福祉施設では計２２人
広島市内の事業所で計５人
広島市内の料飲食店「 Ｇｒｏｏｖｅ」で計１１人
福山市の「寺岡記念病院」ではこれまでに計２７人
東広島市の高齢者施設で計５人

これでは政府や東京・大阪の要請事項と変わらない。
広島駅や紙屋町、本通商店街の人出を何％減らすとか。確かに１２月になり土日の広島駅周辺の人出は減ったが、日常はあまり減っていない（感染拡大前１月18日～２月14日の人出の平均値との比較／ＮＨＫが毎日公表）。
医療拠点がクラスター発生で医療基盤が逼迫していると医師会が叫ぶ中、広島の政治家は外出自粛さえ市民・県民にまだ要請していない。
行政としても検査数も少なすぎる。特に広島市の検査数が少ない。
濃厚接触者＋接触者、疑いを持つ人などに大幅に広げ、検査により感染者を街中から人に感染させないように隔離（病院・施設・自宅）すべきだ。
厚労省のご鞭撻ばかり気にしていたら県民の健康や安全・命は守れないのは、これまでの全国の死亡者数でも明らかだろう。
ＧｏＴｏ　Ｔｒａｖｅｌ　ｗｉｔｈ　ＣｏｒｏｎａＶ

 

↓１１月からの感染者数・週単位、

１２月１３～１８日の週は６日間、６日間日平均値を加算すれば６６５人となる。