東京都交通局は、都営地下鉄大江戸線が昨年末から今月11日まで間引き運行した原因となった運転士39人の新コロナ集団感染の原因は、始発向けに泊り込み利用する江東区の庁舎の洗面所の蛇口経由で広がった可能性が高いという結果が出たという。
今ではほとんどが手をかざすと自動的に水が流れるセンサー式になっているが、同庁舎では、まだ手で回すタイプの蛇口、保健所から「歯磨きの際の唾液が付着した手で蛇口を触れたことにより、感染が広まった可能性が高い」との指摘を受けたという。 今後、都交通局はセンサー式への改修を検討する。
大江戸線の運転手の感染は12月15日に最初に確認され、その後も感染者が出続け、運転手不足に陥り、12月27日から1月11日まで運行本数を3割程度減らして運行していた。
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