中国武漢で発生した新型コロナウイルス、12月には武漢の医師らの発信を遮断して情報統制、12月末にWHOに新型ウイルスを報告して一年経過、当初WHOも中国の広報に追随しヒト-ヒト感染はないと発表するなどいいころ加減、情報発信していた医師や研究者らは全員拘束されてもいた。
そうした情報統制国=情報隠蔽国である中国の新規感染者の発生数は定かではないが、年末の3蜜の風景を見る限り、感染者数はおさえられていることは間違いない。
しかし、1月はすでに936人の感染が報告されており、中国当局はプール方式で感染地の河南省の住民1000万人を全員検査するとしている。2月以来の増加となっており、世界の株価まで影響している。
新コロナウイルスを一網打尽にする1000万人前後の検査は、すでに武漢市、青島市、北京(感染の区)で行われ、ウイルス封じ込めの実績を上げている。
それに比し、日本の神奈川県では緊急事態宣言開始日の8日、感染者急増で保健所も医療機関も処理能力を超えたことから9日から検査を一部放棄すると発表している。政府も政府分科会はそうしたパニックに陥っている神奈川県を、指を咥えて眺めているだけ。リーダーがいない。リーダーがおらず防衛体制の強化など図れるはずもない。