アイコン 康京和外交部長官をついに首 鄭義溶氏を長官へ

Posted:[ 2021年1月20日 ]

韓国の文在寅大統領が20日、康京和外交部長官を首にし、外交部長官候補に鄭義溶大統領外交安保特別補佐官を指名するなどの内閣改造を図った。
朴映宣中小ベンチャー企業部長官の後任など3次内閣改造を断行した。
文氏は、外交部長官候補に鄭義溶大統領外交安保特別補佐官、文化体育観光部長官候補に黄熙国会議員、中小ベンチャー企業部長官候補に権七勝国会議員を内定したと青瓦台の鄭万昊国民疎通首席秘書官が公表した。
内定者は国会人事聴聞会を経て任命する予定。
以上、

康京和長官はお飾り
康京和氏は文在寅氏が日本の慰安婦問題、人権問題を取り扱う国連で対日勧告を出させてきた実績から、外交経験0でありながら大統領就任とともに外交部長官に抜擢した対外用・反日用のお飾りさん。
現場の政治を司る左派一色の青瓦台からは2017年12月の文大統領の中国への国賓訪問で、外交部の段取りが悪すぎ一人飯事件(中国高官とは晩餐会入れ2回)により、相手にされなくなり、2018年の年初から始まった北朝鮮融和外交でも蚊帳の外に置かれ、米国外交でも実務外交では蚊帳の外、昨年青瓦台では康長官外しが顕著になり、康長官自らが青瓦台に対して不満を述べるほど行き詰っていた。(素人の康氏を長官に据えたものの、外交部の官僚たちを積弊清算にかけ実務官僚部隊を左遷していたことから、上から下まで素人になり、国賓訪問での段取りの悪さを露見させたのがそもそもの原因)
イランの韓国船拿捕事件でも蚊帳の外に置かれていた。



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崔鍾建第一次官
青瓦台は康長官の変わりに実務を取り仕切る元左派学者で青瓦台で鍛えてきた崔鍾建氏を第一次官(元朝鮮半島安保新成長推進団長)に配置、米外交・イラン拿捕事件にあたらせていた。
崔氏は46歳の若さと恰幅のよさで青瓦台国家安保室の平和軍備統制秘書官として、2018年10月の南北軍事合意を主導、2019年8月の日韓GSOMIA破棄も主導した人物とされている。
崔氏は2020年10月、米中問題について「私たちが自ら選択肢を制約する必要はない」と発言し、「米・中に対する選択権は韓国にある」と表明したと受け止められている。この発言を受けすかさず米国務省は、「韓国は朝鮮戦争のときに米国を選択した」と言明し、崔第一次官に対して釘を刺していた。
韓国籍タンカーのイラン拿捕事件、崔鍾建氏は解決に向けイランへ飛んだが、イラン側から拿捕した問題より先に70億ドルを返せと言われ、何の成果もなく帰国した。ワクチン購入資金、国連分担金支払、救急車等の勧告からの導入など、イラン側から話があったとして、全部で最大10億から15億ドル台、どう3件が合意しても、その合意の前提になる残りの巨額を返せと言われているもの。

鄭義溶大統領外交特別補佐官
鄭義溶前国家安保室長は元々長期間の外交職席者、最近は外交北朝鮮愛一筋の人物だが、北朝鮮金与正による2020年6月16日の開城合同連絡事務所爆破事件の責任を取らされ、統一部長官とともに更迭、その後大統領特別補佐官に就任していた。

国家安保室長時代に、元徴用工問題では「日本政府が強硬な対応を続けると、わが政府も相応の対応を取らざるを得ない」と、日本に仕掛けた喧嘩、日本側は穏やかに1965年協定に基づく公式協議要請をしたものの文政権は無視し続けているものの、喧嘩を正当化する反日の人物。

最初の南北首脳会談(2018年4月)の事前交渉の代表として北朝鮮へ行き、首脳会談を成功させた人物でもあり、文氏に重用されている。
ただ、2018年4月、鄭氏は北朝鮮側が米国と首脳会談したい旨を米側に伝えたものの、当時、米国は北朝鮮と裏交渉に入ったものの、その意思を金正恩委員長は見せず、ポンペオ米長官から「鄭義溶氏は嘘つきだ」といわれていた。

きわどい発言をしても、その後、醸成つせ、洗脳していくのは韓国文政権の常套手段。それでも相手国から反発されれば、ほとぼりが冷めるまでダンマリを決め込むのも文政権の常套手段。
ダンノリを決め込んだものの、反発が強すぎて南北事務所を爆破されたのも鄭義溶氏の責任。2019年2月末の米朝首脳ハノイ会談の事前に合意間違いなしと北朝鮮側に吹聴しまくっていた。決裂により会談の準備の最高責任者であった金与正は会談前は韓国に踊らされ、会談後は顔に泥を塗られてしまった。

被害妄想の韓国、決裂原因を日本政府にするやからもおり、鄭義溶氏が外交部長官になったところで、さらに厳しくなることはあっても、雪解けになることは100%ありえない。治外法権国でもあり必要あらば言うべきことは最低限国際社会に向けて言って、後は現在のように相手しないことに尽きる。放置。

 

 


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