アイコン 新コロナウイルス英国型の変異株出現「E484K」

Posted:[ 2021年2月 6日 ]

英スカイ・ニュースは2日、英国の保健専門家は、英国でこのほど報告されていた新型コロナウイルスの変異種の一部検体から、新たな変異を確認した。この新たな変異により、ウイルスは人体の免疫系の攻撃を逃れる可能性があると報じた。
報道によると、英国公衆衛生庁はウイルス検体から確認したこの新たな変異を「E484K」と呼んでいる。この変異はこのほどすでに、南アフリカで報告された変異種に確認されていた。

英フランシスクリック研究所のジョナサン・ストイエ博士は「これまで研究者はブラジルと南アフリカでそれぞれ見つかった変異種から同じ変異、すなわちE484Kを確認していた。ウイルス学の見地からすると、変異は予想外のことではない。変異がウイルスに大きな成長の優位性をもたらすかについては、今後のさらなる観察が必要だ」と述べた。

英国では昨年12月、変異種の発生を発表していた。この変異種の方が感染力が高いという証拠があると報じていた。
以上、



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<名称>
英国型:「VOC202012/01」  英国型変異株型:「E484K」
南アフリカ型:「501Y.V2」
ブラジル型:「501Y.Y3」

<特徴>
感染力:3変異株とも感染力が強いとされる
重症化:不明

<ワクチンの有効性>
代表格の米ファイザー、米モデルナ、米ノババックス、英アストラゼネカ製では、英国型は有効性は変わらないが、南ア型は有効性が低くなり、それぞれ対応ワクチンの開発に入っている。ブラジル型については不明。また今回の英国型新変異株は今後、感染力等さらに詳細が明らかにされる。
水際防疫対策の日本、自民党議員が水際どころか水浸し防疫対策と言ったように、英国型も南ア型もすでに市中に入り込んでいる。
これは、海外からの入国者について、14日間の隔離措置を取らないことによるもの。

入国者はアフリカから入国(外国籍・日本籍問わず)した人でも、熱がなければ感染検査をせず、日本人の場合、一定期間、自宅で自己隔離させている。その後、未発症のまま、発症し自宅で家族に感染させ、家族が職場・飲食店で感染させ・・・。
陽性検査の発想がこうした防疫対策となる。

陰性検査の防疫対策、空港で全員検査を行ったうえで入国させる。陰性者のみ自宅やホテル・施設等で自己隔離してもらう。当然、陽性者は法的隔離措置を取る。

PCR感染検査も長短時間の機器が今ではいくらでも開発されている。
そうした能力がなければ、やはり苦労した上に水浸し防疫対策でしかない。

参考:NIID国立感染症研究所
 

 


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