海上自衛隊の音響測定艦「あき」が完成し、防衛省への引き渡し式が3月4日、三井E&S造船の玉野艦船工場(岡山県玉野市)で行われた。
音響測定艦は1992年3月に就役した「はりま」以来29年ぶりで3隻目。呉基地に所属し、対潜水艦戦を有利にするための音響情報などを把握するのが狙い。
「あき」は、SURTASS(サータス)と呼ばれる音響測定システムをえい航し、潜水艦のスクリュー音などを収集する。建造費は約226億円。
艦名は「安芸灘」に由来。航行の安定性向上などのため双胴船になっており、ヘリコプターの発着甲板も備える。クルー制の導入で、3隻の音響測定艦に4グループが交代で乗艦する。
以上、
北はロシア極東艦隊の潜水艦、西日本の西側では無鉄砲で無秩序な北朝鮮軍と韓国軍の潜水艦の動向、南は鹿児島から与那国島-台湾水道に至る島嶼間を通り、太平洋に至る各種攻撃用中距離ミサイル搭載の中国軍潜水艦や艦艇の活動把握と識別作業は今や防衛の要となっている。
南シナ海を国際司法裁判所の判決にも従わず一方的に領有を主張するなど中国の一帯一路軍事覇権戦略は激しくなるばかり、このままではベトナムや周辺国との戦争は必至。
今や中国はインフラ整備支援を口実に相手国を借金の漬物国にして経済支配、世界へ軍事進出する好戦国に化かしている。