掛布1億5,300万円の惨敗、そのころランディー・バースは
元ミスタータイガーズ掛布が、引退後「掛布」や「掛布企画」を設立して、野球解説をする傍らお好み焼き屋やスポーツショップを経営していたが、その開設資金を借り入れるにあたり、コンサル会社に連帯保証人になってもらっていた。しかし会社は経営不振で銀行返済がデフォルト、コンサル会社が連帯保証の立場で請求を受け銀行に支払った。
掛布側は「(店舗は)コンサルタント会社が実質経営していた」、また「コンサル会社に対して広告出演料などの債権がある」と主張したが受け入れられず、大阪地裁は掛布側に1億5,300万円を支払うよう命じ、掛布側の全面敗訴となった。
お好み焼き屋とスポーツショップの多店舗化は失敗、現在「スポーツハウス・フィールド31」や京阪天満橋駅近くに「参拾壱 ほっとこーなー」という地鶏の店を経営していた。2008年には自宅が差し押さえられていることを週刊誌にすっぱ抜かれていた。
掛布は車好きで有名、自宅ガレージに10数台の希少な旧車・珍車から最新型のスポーツカーまであるという。選手時代にはフェラーリに乗り飲酒運転でパクられたこともある。
なお、虎最強の助っ人ランディ・バースは、帰国後オクラホマ州議会の民主党議員となり、地元では障害者へのボランティア団体や警察、消防関係者などからも高く支持され、政治家としての手腕も高評価、国政への参加を期待する声も高まっているという。
掛布再起への道は、江川がタイガーズ監督になり、江川の替わりにテレビ解説者になれば借金も返せよう。今期原監督が調子良すぎて来期江川巨人の目はない。