アイコン タマホーム再度出店攻勢へ 既存住宅展示場へ出店加速

キムタクの宣伝が時タマしか流れなくなっているが、キムタクでの知名度はそれまでのTV-CMで宣伝効果により全国にタマホームは浸透した。
しかし、リーマンショックも重なり地合いが悪く、同社は09年5月期1万棟以上の売上棟数を達成したにもかかわらず、2010年5月期の売上棟数は9,216棟にとどまった。

同社にとっては、これまで踊り場もなく、猪突猛進型で攻め立て、勢い余って開発用不動産や売り残り分譲地の一括買い、分譲マンション、投資用建物の購入など、本業の注文住宅の道を外れたため、大きな授業料も支払い軌道修正したことになった。その最終処理?が2010年5月期の決算となっている。
同社は、今期に入り前年同月比12%増で推移しているとしており、全国の戸建住宅は持家も分譲の着工件数も回復してきている。 

<既存住宅展示場への出店、加速へ>
そうしたことから、再度同社は出店攻勢に出たようである。同社のこれまでの出店形態は、自社だけでの住宅展示場を開発してきたが、大きなコストを要することから、軌道修正して、場所によっては既存の住宅展示場への進出もしていくとしている。商品に自信があるならば、既存の住宅展示場への出店が、来客数も安定して多く、タマホームの建物は、逆にコストパフォーマンスに優れていることから、効果があるものと思われる。
今後は、全国に間延びしている営業店に対して、工務の一層の充実が必要であろう。
8月出店⇒7店舗、桃山、なんば、堺泉北、富士、浜松、新百合ヶ丘(川崎市)、呉
9月出店(予定含)⇒4店舗、上田・三島・静岡・掛川
信州・東海での出店は殆どSBC(信越放送)ハウジングの住宅展示場への出店となっている。
 

[ 2010年9月 7日 ]
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