ふくおかフィナンシャルグループ/中間期 谷さん本社天守閣から高笑い
黒田の殿様も造れなかった天守閣を、福岡城そばに築き上げた谷さんであるが、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)は、不良債権処理も終わり、金融円滑化法も手伝い、中間期大幅に上方修正した。
谷さんの最後の望みは、山口銀行に出し抜かれた北九州銀行。今後はひびき信金との関係を緊密化し、新北九州銀行設立だけが望みとなった。FFGは儲けが山ほど出ることから、ひびき信金の役員にいろいろばら撒き実質吸収する形で、ひびき信金に普銀転換を果たさせ、最後にグループ一員にして谷さんも隠居することになろう。それまでには最速5年、なんとか見通しだけでも立てたい意向か。その後は自らの銅像でも立てるのだろう。
連結/百万円 | 経常収益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年3月期第②四半期前回予想 | 121,000 | 21,000 | 11,000 |
11年3月期第②四半期今回予想 | 124,400 | 28,100 | 17,000 |
今飯塚市で、炭鉱王「伊藤伝右衛門」の屋敷が文化財となり、妻柳原白蓮をも偲び観光客が耐えない。伊藤伝右衛門の福岡の大屋敷は、天神の福岡銀行本店敷地にあったとされている。伊藤伝右衛門の霊が谷さんに乗り移り、田舎の銀行王となったのであろうか。
[ 2010年10月26日 ]
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