アイコン セキスイハイムの積水化学/中間期 回復急

同社の住宅事業の中間期は、先行き不透明な経済環境が続く中で、住宅取得やリフォームに関する減税・補助金などの各種政策を背景に受注拡大に取り組んだ結果、新築住宅事業、住環境事業ともに受注を順調に伸ばした。また、新築住宅事業における経営効率化策の推進や住環境事業の売上高が伸長した結果、増収増益となっている。

新築住宅事業では、環境・経済性・高性能など先進性の訴求が奏功したほか、コストパフォーマンス実感商品や新築住宅事業40周年記念商品の伸長が寄与して、受注棟数が前年同期を上回った。また、生販一体運営などによる地域特性に応じた収益体質改善を引き続き推進した。住環境事業では、リフォームに対する各種政策が需要を喚起したことに加え、環境・快適性能の訴求により太陽光発電システムなど重点商材の拡販に努めた結果、受注金額が大幅に増加した。また、新たにオーナーサポート組織を立ち上げ、顧客との接点強化に向けた取り組みを開始している。
ほか環境・ライフライン事業や高機能プラスチック事業も堅調に推移している。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期第②四半期
405,777
11,511
9,937
1,906
11年3月期第②四半期
446,190
20,245
20,530
8,857
前期②比
110.0%
175.9%
206.6%
464.7%
11年3月期通期予想
927,000
50,000
48,000
22,000

[ 2010年10月29日 ]
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