アイコン 古賀市長選始まる 中村隆象古賀現市長と竹下司津男氏との1騎打ち

福岡県古賀市の市長選挙が11月28日の投開票に向け告示された。現市長と新人候補の2人が立候補、3期の実績を訴える現職の中村候補に対して、新人の竹下候補は若さを強調した戦いとなっている。古賀市は福岡市北部のJR古賀駅を中心にベッドタウンとして発展してきた人口57,848人の都市である。古賀市は大型の鹿部地区区画整理事業(四季彩の杜 美明)を行い、JR新宮駅と古賀駅との間に昨年ししぶ駅が完成させている。

今回の選挙での争点は、しいて言えば、4期目と新人の戦いであり、新人の竹下候補は「新しい産業、地場産業の育成、地産地消の奨励、地元経済の浮揚、都市計画区域の再編成」を上げている。中村候補は、行財政改革をこれまで推進、4期目には「市民の健康づくり、学校教育、文化芸術の振興、景観づくりに力を入れていきたい」としている。
中村候補は、東大卒ながら新日鐵のラガーマンとして活躍、平成10年に鉄鋼マンから一転して古賀市長となり現在に至っている。改革派としても知られるが、政党色は特にない。前回選挙では自民党も支援したが、今回の選挙では自民党は新人の竹下候補を支援、中村候補には民主党議員が応援している。
3期目の中村市政では、どこの田舎でも一緒の保守派が多い市議会において、昨年9月中村市長が提案した副市長人事案に反対して市議会で否決している。自民党県連古賀支部の中心人物前田県議が、今回の選挙では新人の竹下候補をサポートしており、竹下氏はその支援のもと、福岡市長選のように若さで勝つことができるか選挙結果が注目されている。
これまでの経緯から中村市長と前田県議の間で何かシコリが生じていたものと思われる。

「竹下司津男候補のプロフィール」(今時HPがないため判明分のみ)
36歳、古賀市花鶴丘2丁目在住、早大卒、富士ゼロックス勤務、貿易会社社長

「中村隆象候補のプロフィール」
生年月日:1948年7月9日生
趣味:テニス、柔道(二段)、ゴルフ、旅行、釣り、囲碁、栄養学、ラグビー観戦、カラオケ。
家族:3人:妻、長女、次女。
経歴:昭和36年:福岡県糟屋郡古賀町立古賀東小学校卒業
@@:昭和39年:福岡県糟屋郡古賀町立古賀中学校卒業
@@:昭和42年:福岡県修猷館高等学校卒業
@@:昭和46年:東京大学経済学部卒業
@@:昭和46年:新日本製鐵(株)入社
@@:平成07年:新日本製鐵(株)九州支店次長
@@:平成10年:新日本製鐵(株)同社退社
平成10年(1998年)古賀市長に初当選、
平成14年(2002年)に2選、
平成18年(2006年)に3選現在に至る。

 

[ 2010年11月22日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •