アイコン 長崎歴史文化博物館「長崎奉行所・龍馬伝館 」閉幕 入場46万7000人 

長崎奉行所

昨年の1月、大河ドラマ「龍馬伝」に連動して長崎市立山1丁目の長崎歴史文化博物館内に開設されていた「長崎奉行所・龍馬伝館」が10日、閉幕した。会期中の龍馬伝館入館者数は約46万7千人に上り、目標の40万人を大きく上回った。

長崎歴史文化博物館は龍馬伝館などの効果で入場者も大幅に増加。2010年の入館者数は前年の約2倍の約108万4千人にもなったという。

龍馬伝館には幕末史の奇跡ともいわれる薩長同盟が結ばれた京・薩摩藩邸のイメージを再現したコーナーや、龍馬が結成した亀山社中・勝海舟の活躍や海援隊旗や制服などを展示。岩崎彌太郎・小曽根乾堂 や大浦けい、トーマス・ブレーク・グラバーなど長崎に残された歴史資料を元に、大河ドラマのストーリー展開に合わせ、龍馬と長崎の関係を紹介するコーナーなど、歴史マニアから最近龍馬を知った若い年代層の客まで満足できる充実した館内。

長崎歴史文化博物館の関係者は「せっかく全国区で有名になった『幕末長崎』を、ブームで終わらせずに定着させるための始まり」と話した。 龍馬伝館の跡では、これまでのNHK大河ドラマ50作品を映像やパネルで紹介する「長崎奉行所大河ドラマ館」が2月11日~10月30日開かれる。幕末や戦国時代コーナーなどを設置する予定。

昨年は龍馬伝ブームで賑わった長崎。今年はどのように観光産業を持続させていくか、更にどうやって発展させていくのか、関係者及び行政がどう動くのか今後の課題になってくる。

[ 2011年1月13日 ]
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